●撮影場所:アメリカ、カルフォルニア州、エルミラージ砂漠(El Mirage) ●撮影年月:1997年4月4日 出典 PV |
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--- 追記 2009.2.11--- 泉水さんの足跡を追い求めて、二度もエルミラージ砂漠を訪れた男がいる。goroさんだ。別件でヨーロッパのロケ地も巡っている。お金持ちなのだろうか…(笑)。ここでは、かいつまんで要点だけに留めるが、映像の左右反転があったり、直線をぐにゃぐにゃに見せたり、恐ろしく手が込んでいるPVなので、捜査の過程と、goroさんの詳細なレポートを是非読んでいただきたい。 捜査の過程 goroさんのレポート前編 goroさんのレポート後編 黄色のカメラアイコンが撮影拠点で(「Making of 永遠」でロケバスが停まっている地点)、「240th St E」と「E Ave J」の交差点である。 真っ直ぐ南北に延びる「240th St E」を、ZARDブルーの1967年式(泉水さんの生年にちなんで)ALIL GTO が疾走する。カッコいい。 地図では真っ直ぐに見えるが、望遠で撮影すると、ぐにゃぐにゃ曲がったように見えるから不思議だ。実際に行ってみない限り解らない。 5~6km南にある、赤い直線が『泉水坂』。勾配3%ほどの緩い坂道だが、望遠で撮影すると、ものすごい急坂に映る。実際に行ってみない限りぜったいに解らない。 われわれは、泉水さんがGTOから身を乗り出し振り返ったこの坂を『泉水坂』と命名した。赤いピンで示したのが振り返り地点。約2.5km離れた場所から、望遠で撮影されたものである。
PV映像最後に映るガソリンスタンドは、フカヒレの南、青いピンを立てたところ。この写真はガススタンドから反対側を撮影したものである。
--- 追記 ここまで --- 「永遠」のために撮られたPVではない。真っ紅なスーツも、”砂漠の中で着てきてみたかった”という泉水さんの思いつきだったが、結果的に♪朱い果実を見たら…♪にピッタリ嵌った。 ロサンジェルスから北へ120マイル、さらに未舗装の道路を30分ほど走ると、マップで”フカひれ”みたいな形をしたドライレイク(干上がった湖)に着く。PV撮影はヘリコプターによる空撮も含めて、この界隈を通行止め(かなりお金がかかる)にして行われた。 ここは映画「世界最速のインディアン」に出てきたボンネビルと同じく、車やバイクで最高速チャレンジが行われている場所で、週末は車やバイクが大挙して訪れ賑わうのだとか。 風が強く、泉水さんもスタッフも砂まみれになっての撮影だったが、泉水さんは最後まで文句ひとつ言わず頑張り通したそうである。 泉水さんが運転中に、ボンネットオープンレバーを引っ張ってしまい、映像にはボンネットが半開き状態のものが混じっている。 また、シングル「永遠」の店頭用ビデオには、このPVの撮影風景が、カップリング曲「I can't let go」と一緒に収められている。詳しくは Map-02 Making of 永遠 をご覧いただきたい。 |