Map-52 「ニース & カンヌ編」

●撮影場所:ニース、カンヌ(フランス)

●撮影年月:1995年9月15日 出典

WBM2009の「心を開いて」MVで映像が公開されたが、南仏ロケの中で唯一販促PVに使われなかったニースとカンヌのロケ地をまとめた。

日程詳細の順に泉水さんの軌跡を追ってみよう。

① コート・ダジュール空港水色の飛行機アイコン
南仏ロケといえばカルバン・クライン(CK)の黒リュックだ。この難易度高めの”ぴょん”は、外国アーティストのPVをマネたものと会報8号のインタビューで答えている。


出発ロビーなので帰りに撮られた写真だろう。


空港内外で撮った写真がモバイルFCで公開されているが、なぜか全部モノクロ。



Le Port写真集にCKリュックを背負った海辺の写真があり、「ニース 1995年9月」とあるが、これはカンヌの間違いである(B社得意のニセ情報)。




② ネグレスコ・ホテル(宿舎)
空港から北東へ6キロ。「心を開いて」MVの冒頭、大きなトランクを持って歩くのがネグレスコ・ホテルのロビー。一流の絵画・彫刻を展示する5つ星の高級ホテルである。


チェックインは夜中なので、チェックアウト時の映像だろう。2000カレンダーに、待ちくたびれてウトウトしている泉水さんの写真が載っている。


「世界はきっと未来の中」CD裏ジャケは、ホテル前で撮られたもの。


ZARD BLEND 発売時に作られた「君に逢いたくなったら…」PVに、ホテルとホテル前の映像がチラっと映っている。




③モナコ、ロクブリュヌ・カップ・マルタン
撮影初日(9月14日)のロケ。前者は Map-46(Today is another day)と Map-23(世界はきっと未来の中)、後者は Map-10(君に逢いたくなったら…)にまとめてある。


④ニース
2日目(9月15日)がニース(青ピン)およびカンヌ(赤ピン)のロケである。

サレヤ広場(花市場)
花を受け取る際のニコニコ顔が印象的。この花束は映像D・高野さんへの誕生日プレゼントで買われたものだが、高野氏はホテルに置きっぱなしで(ロンドンへ)出発したというから失礼な話である。(出展:MUSEUM PRESS)



goroさんによると、朝はお花屋さん等のお店が並んでいて花市となっているが、昼になると一斉にお店が閉まり、放水車を使った大掃除が始まり、掃除後はテーブルと椅子が並べられて、辺り一面がレストランの客席になるそうだ。

午前の様子

午後の様子


シャルル・フェリックス広場
サレヤ広場のすぐ近く。泉水さんが座っているのは Palais de Justice(裁判所)の階段。


余談だが、「ZARD BEST~軌跡~」のジャケ写真は、この時の泉水さんを切り抜いて、水上飛行機と合成したものである。関連スレ


バイク連れ去られ事件(笑)の現場もここ。




⑤カンヌ
海岸
ニースから南西へ約35キロの港町で、映画祭で有名な街でもある。
WBM2022の「世界はきっと未来の中」で、白のREAL Tシャツ&CK黒リュックの映像が公開され、



goroさんはこれを見て「カンヌだ!」とすぐわかったそうで、Le Port写真集のウソが判明した次第。さすが海外ロケ地を全制覇した強者である。 関連スレ


パレ・デ・フィスティバル・エ・デ・コングレ
映画祭の会場であるコングレで撮られたのが、自転車乗り等のシーン。





丸1日かけて撮った映像が生前一切使われなかったのは、泉水さんがあまりにもカワイすぎたから…だろうか?

この笑顔は反則級


goroさんのレポ